Diary (2000/08) Contents

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2000/08/01 (Tue)
■無職
──予想は的中。コンビニバイトよ、さようなら。つーか、うん。あれだ、コンビ二バイトではなく、もっと別の向いてる仕事がどっかに有るのだよ。辞めた日に焦って探しに行ったバイトだからね。そうそう。早まるなって事さ。宇宙からの電波だよ。
優子「要するに、接客はあんたに任せられないって事でしょ?」
──はぅっ…。どうせそーですよ。私は、ダメ人間だもんね…。

■ぶるーぶるーすかい
──青いねぇ…。
優子「そうねぇ…」
──雲が流れていくねぇ…。
優子「時間が過ぎるのなんて、ほんの些細なことのようね…」
──風が気持ち良いねぇ…。
優子「なんだか、眠くなっちゃうよね…」

■おいこら。
──て事で、時には床に引いた布団に横になりながら、時には座禅をしながら、先には体操座りをしながら、ぼけーっと空を眺めている内に、一日が過ぎていきました。空って、青いんだね。午後になると、日陰では風が気持ちいいよ…。
優子「要するに、バイトの採用・不採用の連絡を待っていたのよね」
──結果は不採用。まぁ、明日また本屋と安定所いきますかぁ…。
優子「その前に、旅に出る話はどうなったのよ」
──北の果てへ行きたいなぁ…。

■裏すごし(笑)
──何気なくアクセスログ見ていたら、昼過ぎぐらいから、裏ニュースの掲示板からのアクセスが一気に増える。見に行ってみたら、掲示板にソフト紹介してくれた人がいた。
優子「でもさ、もう書き込みが結構流れているのに、それでも沢山人が来るわね」
──すごいねぇ…。ちなみに、OneZipArchiverは、まさにそーいう用途のために作ったソフトです(笑)


2000/08/02 (Wed)
●無職8日目(笑)

■探しているつもりっぽい感じ
──本屋でアルバイト雑誌を購入したついでに、職業安定所へ行き、今度はアルバイトではない方の求人情報を見たり。なんか探している感じはするのだが、現実としてはなにも進んじゃおりません。
優子「とりあえず即日のみのバイトとかで食いつなぐのがいいんじゃない? 長期のバイト入った後で、仕事探そうとすると面倒だし」
──そーなんだよなあ…。バイトで行くのか、次の職探すのかさえも、はっきり決めてないんだよなぁ。

■今日は
──今日は、昨日と正反対で、あまりにも暑いので、カーテン閉めて、薄暗い部屋に閉じこもって、バイトがないか検索。ああ、なんか暗くて、雑誌の字が読めなくなってきたなぁ。
優子「この薄暗さ、まるで引きこもりの部屋みたいな雰囲気なんですけど…」

■すげぇ
──夕食を食べ、衝動的に再び本屋へ行き、上級地方公務員の試験問題集を立ち読みする。
優子「すごいよね。難しすぎるわ。試験内容が。こんなのを公務員の人達はクリアしていたのね」
──私のここ4年間の生活や、知識がまるで何一つ通用しない世界だと思ったよ。知らないことって多すぎるよなぁ…。
優子「逃げで受けるモノじゃないわね」

■生産性について
──うーん。会社に行っていた時より、無職になった後の方が、全ての生産性が落ちてるやん。ダメだよなぁ。
優子「やっと、今日になって短編小説の続きアップしただけだもんね。ここ一週間はそれ以外なにもしてないからね」


2000/08/03 (Thu)
●無職9日目

■いざ駅前へ
──バイト探しとblue velvetのCDを購入する目的を兼ねて、駅前の商店街をぶらつく。
優子「でもCD無かったわね。今日発売なのに。新品の所にも無かったわね…」
──まさか、中司雅美の時みたいに、アニメコーナーにあったりしないだろうなぁ…。見てないから分からないけど。
優子「こんな事なら、通販しておけば良かったかもね」
──手数料とか送料が勿体ないんだよねぇ…。貧乏だから。

■職は?
──無かったよ。今日もね。
優子「無い訳じゃないわね。あんたが有る職を選ばないと言う事ね」
──選んでも、遠慮してくれと言われるかも知れないけど(笑)

■ああああぅぅぅぅ。
──そんなこんなで、ワイドショーを見たり、パネルでポンしたり、シューティングゲームしたり、「無職 日記」で検索して、他の無職の人はどんな生活しているのかと日記ページを読みあさったり、お題SS推敲している内に、一日が終わった。
優子「ゲームは止めなさいよ、いくらなんでも…」
──うん。気持ちが乗れば、夏の絵、描きたいとずっと思ってるんだけどねぇ…。

■アイコン
──プログラムを作った後、毎回の事ながら、アプリケーションのアイコンが作れなくて困る。32×32の16色ドット絵なんて、凡人には描けませんよ。
優子「また、漢字一文字に逃げましょうか」
──うにゅぅ…。


2000/08/04 (Fri)
●無職10日目

■えーっ
──8月なので、夏の絵を描き始める。
優子「なんかさ、今年は手抜きじゃない。流行の水着を調べるでもなく、構図に凝るのでもなく」
──資料買うのもアレだしさー。
優子「アレって何よ???」
──それに、去年は某ワイドショーのファッションチェックで水着チェックしていたけど、今年はその番組無くなってるし。

■週末の過ごし方
──つーことで、週末だねぇ…。なにして過ごすべきか…。
優子「中途半端な生活よね。収入もなければ、支出も無い…」

■あっ、お久しぶりですー
──久しぶりに戻っていらしたのに、こんな状態ですいません。なにぶん、初めての事だったので、当日から数日はかなりむちゃくちゃな行動やら発言やらが飛んでましたけど、今はまあ、改めて今後のことを考え中です。
──でも、ICQで言ったように、無職だろうと12日には行きますから、よろしくお願いします〜。


2000/08/05 (Sat)
●無職11日目。そーいや二桁突入か…。

■どこだぁ…
──このだらけた身体への運動を兼ねて、久しぶりに自転車で真夏の炎天下を走り、本屋などへ行く。
優子「気付いたら、新品の文庫が二冊。1000円もの出費は痛いわねぇ…」
──でも、CD買うつもりだったんだなぁ。どこにも無かったけど。どこに有るんだ、blue velvetのCDよ。名古屋まで出なくてはダメなのかぁ?

■テープの山
──ひさしぶりに、カセットテープを漁って、昔に録音したゲームミュージックを聴いてみたりする。
優子「なつかしいねぇ。モノラルの音源とコードが一本だったから、右のスピーカーからしか音が出てないテープがあるし」
──MSXのFM音源とかね。懐かしいなぁ…。あ、なぜかFF5のサントラCDからお気に入りのBGMだけダビングしたテープとか有るぞ(笑)


2000/08/06 (Sun)
●無職12日目。干支を一つずつ食べていったら、全て食べ終わるねぇ…。

■なつかしの。
──昨日、懐かしいゲームミュージックのテープを聴いていたら、MSXのゲームが久しぶりにやってみたくなって、最近のエミュレーターを探してみたら、Windows用で結構サクサク動くのが有ったので、思わず今日は遊びまくってしまった。
優子「ディスクステーションとかピーチアップとか、若かりし頃の思い出よねぇ」
──そーだねぇ。でも、アクションゲームが難しくて数時間苦しんだよ。結局クリアできなかったけど(T-T)

■健康一番
──今日も自転車でお出かけ。健康的だねぇ。そして、「ボディブレード」を通販で購入。健康的だねぇ(笑)
優子「一日6分のワークアウトで、健康的な身体になるのね。本当に6分でいいのかしら」
──遅いと届くまでに2週間かぁ…。早く来ないかなぁ。今なら暇だし、ちゃんとワークアウト出来ると思うぞ。


2000/08/07 (Mon)
●無職13日目。13と言えば、不吉な数字…って、どっかの国の言い伝えだったかな?

■夏コミ
──いよいよ今週末に迫ってきているので、宿泊施設の確保に乗り出す。
優子「今回は、ゆうひさんが真面目な社会人をしているから、泊めて貰えないのよね」
──そーだねぇ。半年に一回しか会うことが出来ないのに、なんて奴だ(笑)
優子「それにしても、ホテル代まで出費するとは、資金がどんどん減っていくね」
──まぁ、会場で使うお金は控えますから…。

■え
──絵を描いた。いぢょう。
優子「ひねりのない夏の絵ね。これで8月はOKとか思ってるんでしょ」
──ま…まあね。

■おわるんだって
──何気なく久しぶりにテレビ版の金田一少年の事件簿を見ていたら、懐かしの犯人が出てきたりして、なんか終末な感じ。と思ったら、次回予告であと5回との表示。
優子「ついに終わるのね。東海地方では、似たような時間帯の名探偵コナンが視聴率ランキングに毎週登場しているのに、金田一はトップ20にも入ってないからかしらね」
──そして、次始まる番組はサンデーのマンガっぽいし。喰われたのかマガジンの講談社。
優子「まぁ、そんな事言いながら、どっちの雑誌も読んでいないけどね」
──そーさなぁ…。ただ中川さんのレギュラーがこれでまた一つ減ったかと思うと、涙がぁ〜。


2000/08/08 (Tue)
●家事手伝い(笑)14日目。

■本日までの読書。
──ここ数日、少しずつ本を読んだ。通勤読書みたいに一気には読めないね。10分くらい読んで、また後でっ感じ。
優子「と言うことで、「家族八景/筒井康隆(新潮文庫)」を読んだのね。これシリーズの一作目だから、この前読んだ二作目と合わせて、そのうち最後の三作目も読みたいわね」
──なかなか古本屋にも行けないけどね…。だから家族八景は新品で買ったし。

■見込み違い
──あぅ。「夏と図書館」の続きを書き始めたら、なんか後編が長いよぉ。
優子「前・中・後とどんどん増えてるわね。いかに無計画かが伺い知れるわ」
──切るところが切れないんだよ〜。何度か推敲して分量を調節せねば。
優子「三つじゃなくて、四つにするなら「起編・承編・転編・結編」とか言うのかなぁ」
──ちょっと違う気がする。


2000/08/09 (Wed)
●自称心の旅人15日目。職業なんて、なんとでも言えるよね(笑)

■えぐぅ。
──まぁ、寝て起きて、運動不足解消の運動をして、小説書いて、一日が終わる。
優子「のんびりしすぎよねぇ…。夏コミ前で、急いでバイト入れたり出来ないからみたいなんだけど」
──だからと言って、夏コミ終わった後どうなるかも分からないんだよねぇ…。

■ゆうひさんへ
うーん、なしてみさとさんの家になら行けるのですか〜。会社が近くなの?
13日の夜に東京近辺のどっかで会うかい? その場合は、どこかに泊まる場所が欲しいけど。
それとも私が旅に出たときに、東京に寄って飲みに行きますかぁ(笑)?<いつだよ、旅って。


2000/08/10 (Thu)
●ひっきー予備軍16日目。

■逃げる。
──あぅぅぅ。昼間に玄関のチャイムが鳴ったのに、無視してしまった〜。
優子「こらぁぁぁっ!」
──だって、なんか面倒だったんだし、ゆっくりと見に行ったら、もう人がいなかったんだもん。
優子「こうして、外界からの接触が少なくなっていくのよね…」

■でんわ
──携帯電話に見慣れぬ番号から掛かってきた。オドオト(笑)しながら出てみると、前の会社の同僚だった。すまん。メモリー整理して消してしまっていたのよ。
優子「極悪…」
──で、どうやら彼は、私が辞めたことは知らないらしい。まあ、ずっと常駐先に行ってるからねぇ…。そして、今月の飲み会のことを確認するために、私に電話してきたらしい。私は、飲み会の日程を教えて電話を切った。うーん。辞めた人から飲み会の連絡を聞くというのは、どんな気分だったのだろう(笑)
優子「まぁ、電話切るときの、相手のばつの悪さが全てを物語っているわね」
──それをネタにしてしまう、私の人でなし加減もいいよね〜。<よくない。

■テトリス
──そろそろ本棚が溢れそうなので、本を全て出して、入れ直し。
優子「でもさ、いくら入れ直したところで、本の絶対量が変わらないと、全部本棚に入る訳無いじゃん」
──そうなんだよねぇ…。段ボール数箱に入れて、押入行きもあるし、古本屋にまとめて売りに行くかなあ…。


2000/08/11 (Fri)
●有明夏の陣に赴くダメ戦士17日目。

■用意どん。
──そんなわけで、減るだけの資金から、お金を下ろしてきて、明日からの東京行きへ備える。両替に行ったら、「新500円玉にしますか?」と聞かれて、そう言えば500円玉も新しくなったんだねと思い出す。
優子「二千円札に喰われてる感じがするよね。まあ、夏コミには二千円札は持っていかないんだけどね」

■旅立ちの準備は万全ですか?
──とりあえずOK。どうも13日の夜あたりに、台風が来そうで、東京から帰れるのかいささか不安だけどね。
優子「さぁ、東京では、ふがみさんや、マークさんとも会えるみたいだし、楽しんできましょうね」
──ゆうひさんとも、なんとか会えれば良いね。

■在りし日の
──何となく、昔通っていた高校で私が所属していた文芸部に関するキーワードを使って、検索。そしたら、一件だけ見事にヒット。つらつら〜と見てみたら、どうやら現在はその文芸部、99年の時点で、男子部員が最低でも2名はいるらしい。うわぁ。すごーい。私がいた93年〜95年ごろなんて、最終的に男子部員は私一人だけだし、部員数だって数える程で、廃部してしまうかどうか心配だったのに。
──いやぁ、すごいねぇ…。がんばれ多治見北高文芸部。と草葉の陰から応援しておこう。ちなみに、その部室にある製本用の道具の殆どは(まだちゃんと残っていれば…だけど)、私が顧問と掛け合ってやっと購入した物だよ。それまでは、職員室から拝借して作ってたんですよー。
優子「って、思い出話より、他に検索しなくちゃいけないこと有るでしょ」
──あ、急がなきゃ。


2000/08/12 (Sat)
●たとえ無職であろうとも、東京へ行ってしまう、多分世の中に10人くらいはいる人種18日目。

■しゅっぱーつ
──て事で、夏がやって参りました。海でも山でも水着でもなく、でかい会場にすし詰め状態の夏。つーことで、千秋君(URL)と行って参りました。
優子「今回は、きちっとしたOFF会もなく、ちょっと寂しいけど、そんなのはとりあえず後まわしにして、12日のお目当てをぐるりと回りましょう」
──うーん。でもやっぱり昼からだと、端っこの方は全滅だねぇ…。
優子「そうねぇ。やはり明日は朝から並ばないとね」
──それはもう。明日が私にとってはメインだし。今日は友達に会うためでもある。あ、それでもファイアーエムブレムのエリアは殆ど私好みのが無かったなぁ。
優子「カチュアとオルエンがメインなんて、ほとんど有る訳無いでしょ…」

■我が人生の師匠、ふがみさん
──で、まぁ買うのがほとんどなかったので、残った時間は、お友達のふがみさん(URL)と、外の日陰に腰掛けておしゃべりタイム。
優子「さすが人生の大先輩と言う感じね。ていうか、あんたのダメさ加減にも眉一つ動かさずに答えてくれるなんて、素晴らしい人じゃない」
──負けてるよなぁ。ちゃんと冬もサークル申し込みするそうだし。私は無職だし…とか考えて、逃げ入ってるからなぁ。
優子「そんな事言ってないで、さっさと描きなさい。刀で斬られるわよ(笑)」

■いざ、ゆうひさん
──で、まぁ、今回はOFF会もなければ、いつも泊まっているゆうひさん宅に泊まるわけでもない。しかし、土曜日が休みになったと言うことだったので、ゆうひさんと一緒に夕食を兼ねて、遊びに行くことに。
優子「さんざんに負けたボウリングね」
──は? 何のこと?
優子「何って、夕食前にやったでしょ」
──どこで? スコアカードも無いし、そんなことしてないよ。
優子「くっ…。いくら一年ぶりでボロクソに負けたからって、その場でスコアカード捨てるなよなぁ…」

■そして
──明日に備えて素早く寝る。
優子「おやすみ〜」


2000/08/13 (Sun)
●雨に降られようと、風に吹かれようと、人間失格な19日目。

■朝から
──今日は朝からひたすら並ぶ。そのおかげで、開場して30分くらいで、西館に入場できた。早速、創作少年をずらずら〜っと見ていく。
優子「この日記書き終わってから、買ってきた本読むから、細かいことは、また明日ね」

■あぅっ…
──でまぁ、西から行ったので、東でどうしても欲しかった小説は売り切れ。かなーり悲しい
優子「冬に再販しないかしらね…しくしく」

■ナイスな萌木さん
──三日目には、萌木さん(URL)に会いに行きました。イエローなサングラスがイカス、ナイスガイでした。
優子「萌木さんも驚いていたわね。仕事辞めたこと(笑)」
──あはは。でも話の種にはなるから、ラッキーだよ。
優子「人生を話の種にしないでよね…」
──でも、そのおかげで、またテンションが上がってきたよ。ああ、冬コミ申し込むかなぁ…。お手軽CG集の作り方とか教えて貰ったし(笑)
優子「こらこらこらこら。お手軽って…」

■あははー
──申込書買っちゃった〜(笑)

■お久しぶりのマークさん
──一宿一飯を共にしたことがある(私の家に泊まったことがあるだけです(笑))マークさん(URL)が、上京してきて売り子をしているので会いに行きました。うわっ。もう何年ぶりでしょう。3年ぶり? 4年ぶり?
優子「相変わらず気さくな人よね。お馴染みの名刺も頂いたし」
──あぅ。無職の私には渡せる名刺がありませぬ〜。
優子「いいじゃない、弱小個人サークルの名刺作れば(笑)」
──はぅぅ。それはそれとして、とりあえず、いつか九州にも遊びに…もとい、旅に行くのでよろしくお願いしますね。

■で帰る。
──12時を回る頃には、殆ど行き終わってしまったので、今日は早めに帰りました。
優子「18時前に家に着いたわね。シャワー浴びて、夕食食べて、日記書いて…」
──さぁ、買ってきた本でも読むか〜。
優子「その前に、冬コミの申し込み書類とカット描かなくちゃ」
──しまったぁぁぁぁ。最近の絵を使い回すかぁ(笑)?


2000/08/14 (Mon)
●そしてやはり無職な20日目。

■速攻!
──コミケ帰りなのに、深夜2時過ぎまでチャットをしてから寝て、朝に目が覚めてからは、早速冬コミの申し込み用意。まずは、郵便局へ行き送金だ。
優子「その他書類はもう昨日の内に書いているから、後はサークルカットね」
──そ…そうだね。すぐに満足できるカット描けるかなぁ…。
優子「なんかジャンルとか、作る予定の作品のカットとかじゃないの?」
──まだ決めて無いからなぁ。CG集という、おーざっぱな予定だけだし。

■やっと…
──昼過ぎまで掛かって、やっと完成。いつも通り、GCで作って、モノクロでプリントアウト。トーン貼らなくて良いから楽だわぁ。
優子「そうやって、技術が無くなっていくのよ…」
──そは言っても、もとからアナログ画材の技術無いし〜。余っているトーン、だれかに上げようかな。

■ところで、戦績は?
──て事で、コミケで買ってきた本などを一通り読んだ。貧乏なので、よっぽどのモノしか買わないので、ヒット率は高かったです。
優子「本の名前羅列しようかと思ったけど、面倒なのでパスね」

■忘れていたが…
──新幹線で行きと帰りに読んだ、上京・帰省読書。
優子「上京するときは「冥王と獣のダンス/上遠野浩平(電撃文庫)」で、帰省の時は、向こうの古本屋で買った「エディプスの恋人/筒井康隆(新潮文庫)」を読んだのね」
──冥王の方は、ブギーポップの作者の人だね。戦争の場面が有ったけど、その場面のイメージが、ちょっと前に見た映画「グラディエイター」に影響されて、沢山の人がわらわらわらわら〜と頭の中に浮かんだよ。
優子「で、エディプスの恋人は、七瀬シリーズ三部作の最後の本ね」
──あれ? と思った始まりが、結果に結びついていた。で、終わりなんだよね、七瀬さん話は…と、憧れのおねーさんと別れるような寂しさを味わう。ような感じか?
優子「でも、今のあんたより年下じゃない(笑)?」
──そうか? どーだったかな。忘れちゃった(笑)


2000/08/15 (Tue)
●ゲームにのめり込むひっきー21日目。

■みゅぅ…
──夏コミの疲れを癒すため、一日だらだらと過ごす。
優子「夏コミの次の日ではなくて、次の次の日という辺りが、複雑な事情を匂わせるわね」
──そんなわけで、夏コミで買った、シミュレーションゲームをやってみたりする。結構長いので、時間が掛かるねぇ。
優子「こう言うの見ると、自分でも作りたくなるのよね」
──いつも通りの反応だよ(笑) 流されやすいのさ〜。

■語るべき事なき時は、黙さねばならない。
──違うか? こんな感じの言葉って無かったっけ?
優子「語り得ぬ事は黙さねば…じゃない?」
──なんかで読んだんだけどなぁ…。どこにあったか思い出せない。
優子「それはともかく、要するに書くことがないから、黙そうということね」
──うん。何も無い。


2000/08/16 (Wed)
●ネタ切れ無職22日目。

■ぶぅぉぉぉぉぉぉぉぉん。
──今日は昼飯を兼ねて、掛橋さん(URL)とドライブへ出掛ける。
優子「multi insideのシール付きの、掛橋さんの車に乗ってね」
──ふらふら〜と、中津川の手前ぐらいまで行った後、Uターンして、多治見まで戻って来るという、まぁ目的がいまいち分からないルート(笑)
優子「動く車内なら、会話が外に漏れることがないのよ。つまり、機密事項を話し合うにはいい環境ね」
──でもまぁ、機密になるような話はないんだよね。私のへたれ無職話とかだし(笑)
優子「あれよね、今のあんたには、それしかネタがないのよね」
──いやぁ、最近会う人会う人、みんな人生相談してもらっている感じがするよ。

■残暑お見舞い。
──ドライブから帰ってきて、部屋でゴロゴロしていると、母親がハガキが来てるぞと、持ってきた。受け取って見たら、三流魔導師さんからの暑中見舞いだった。
優子「あはは。家族に見られてしまったわね」
──ちょっと焦ったね。イラスト付きだから(笑) それはともかく、こんなダメ人間にまで残暑見舞いをくれるとは、ほんとーにありがとうございます。
優子「あんたは残暑見舞い出さないの?」
──毎年出してないんだよねぇ…。CGは描いたりするけど。やっぱりちゃんと貰ったからには残暑見舞い返しを出したいなぁ…。郵政メール以外でもOK(笑)?
優子「そんな事聞きながら、出せなかったらどうするのよ…」


2000/08/17 (Thu)
●木刀を振り回すひっきー23日目。<ある意味ヤバイって(笑)

■いよいよ
──いよいよ書くことが無くなって参りました。そんなわけで、そろそろ8月も中旬だし、この前通販で申し込んだ、ボディブレードが来るかなぁ…と思い、ATMでお金を下ろしてくる。
優子「下ろしてくるのは良いんだけど、どんどん服装が雑になってない?」
──うーんと…寝るときの格好の、短パンにTシャツ、そして日射しが暑いからと、のっぽさんが被るような形の帽子(でも白色で生地が薄い)だねぇ…。
優子「どんどん見窄らしくなっているように見えるんだけど」
──まだ大丈夫。髭を伸ばしたりしてないから(笑)

■例えば高校野球とか
──昼過ぎにボケボケ〜としながら、テレビのチャンネルを変えていると、NHKに高校野球が写ります。
──真夏の日射し、白球を追う若者達、スタンドで応援する女子高生(笑)。
──自分の高校時代を思い出し…体育会系が嫌いだった自分を思い出し、すぐにチャンネルを変えました。
──切ないね。
──若者達は、(見た目は)爽やかに戦っていると言うのに、この無職ダメ人間は、部屋でテレビをだらだら見ている。両手には手持ちぶさたにダンベルを持ったりして。
──でもまぁ、実際にハツラツ(死語?)な若者を見せつけられても、引いてしまうんだよね。いや凄いですよ、確かにやる気とか向上心とか有りそうだし。
──でもなんというか自分が、「前に進む」でもなく、「逃げる」こともせず、ただ「何もしない」という人間だと気付くと、なかなか抜け出せないなぁ…。
──ずーっと、思いっきり「逃げる」方の人間だと思ってたんだけど。
──だから、自分が「何もしない」人間であることを踏まえた上で、考え始めないと。

■うがっ…
──そんなことはどーでもよく、テレホタイムになっても、アクセスポイント落ちてるやん!
優子「機器が接続されていません…とか、アナウンスが聞こえるわね」
──3時間待ってもだよ。今、午前2時。
優子「待ってるついでに読み始めた、マンガ版のファイアーエムブレムも12巻まで全部読んでしまったしね。する事なくなってきたね」
──はやく回復しろ〜。つーか、寝る。
優子「おやすみ〜」


2000/08/18 (Fri)
●ねっとじゃんきー24日目。

■ちくしょう。
──結局、アクセスポイントに繋がらないのは、寝て起きて、9時頃になったら、もう回復していた。
優子「ダウンロードしたかったものも有ったのに、ほんとーに困るわよね」
──それに、テレホ以外の時間だと金掛かるし…。おまけにアクセスカウンタの数字が壊れてるし。

■いや、あれはどう見ても自画像じゃん?
──そんな訳で、昨日から今日にかけて、チャットに行けなくて、朝になってログを見てみる。
優子「まぁなんというか、好き勝手言ってくれてるわね」
──誰が主犯者かは一目瞭然だけどさ。みるふぃあさんと、けいさんの二人。いつかリンチ♪
優子「所で、けいさんからの残暑見舞いどう?」
──あれって、私はすぐに自画像だと思ったけどなぁ。右がけいさんで、左が影法師さんか?と。左のキャラは同人誌に描かれてる4コマのキャラに似てるし。
優子「あと左のキャラは、どう見ても男には見えないね。細かいところに、女の子キャラの要素がちゃんと有るし。首の太さとか、まつげとか、股下から足のラインとか」
──足のラインは、キャラが子供だとすると、男と女の区別が付かないけどさ。

■本屋へGO
──ひっさしぶりに、自転車に乗ってひっこら本屋へ。やっと見つけた「Kanon 〜日溜まりの街〜/清水マリコ(パラダイム)」と、所々で評判になっていたマンガ「成恵の世界 1/丸川トモヒロ(角川書店)」を買ったりして帰る。
優子「成恵の世界、3ページ目にして、ぶっ飛んでたわね。飲みかけの「がぶ飲みミルクコーヒー」を思わず吹きこぼしそうになってしまったわ」
──Kanonの方は、まあ義務感もあるかな。とりあえず買っとくかと。ゲームを思い出すためのモノだね。

■笠野家の人々(壱)
笠野家の次女は、ワンパク娘だった。
朝は近所の家の配達牛乳を盗んで飲み、昼は学友のお弁当をたかり歩いて腹を満たし、夜は9時54分からのニュースステーションを欠かさない、そんなちょっとインテリジェントな一面を持つ9歳のお茶目な高校生(飛び級)なのだ。
だがそんなハイソな彼女にも、試練の時がやってきた。
4月の健康診断の時にやって来た、29歳歯科医師(冴えない男)に恋をしてしまったのだ。
周囲の無理解とトリプルスコアな年の差にもめげない彼女の孤独な聖戦が始まった。
しかし彼女はくじけない。だって若いから。
高らかに「恋は戦略よ」と壇上で宣言すると、スクール水着と体操服を片手に握りしめて、教室を疾風のごときスピードで飛び出して行ってしまった。

(あ、23時になったので終わり。続かない)


2000/08/19 (Sat)
●おやっさん…俺っち、もう描けねぇっすよ…25日目。

■高校野球…のスタンド
──掲示板で、ディアス君(URL)が、スタンドにいる可愛い娘を探せばよいという、ナイスなアイデアを教えてくれたので、早速、高校野球の中継にチャンネルを合わせてみる。
優子「本当にやってる所が、情けないわね…。それほどやることがないのかしら」
──しかし、邪心が宝くじをハズレさせるが如く、一行にスタンドが映し出されない。映し出されても、ベンチに入れなかった部員とか。
優子「まぁ、NHKのカメラが、ずっとチアガールとかばかり映していたら、それはそれで問題よね」
──しばらくする内に、青春エナジーがドロドロとテレビ画面から、貞子よろしく私を呪うかのように迫って来るではありませんか。…チャンネル変えました。
優子「校歌斉唱と砂持ち帰りは、さすがにあんたにとっては、攻撃力が高かったわね。うぐぅ、うぐぅ声に出して唸ってたもんね」

■挿し絵ってグレスケでいいさね?
──ああ、描けない。思い付かない。バスの資料とか、そんなんはもう遙か彼方。キャラ絵だけで済ませようとして、それすら全然ダメやん。
優子「コミケ後6日で、テンション元に戻ったって感じなのね。持続力無いわね」
──どうしましょう。挿し絵なんて描けないっすよ。>けい先生
優子「立ち絵と無表情バストアップだけの人だからね。あんたって」

■ほら、ホラー。真面目なのか不真面目なのか。
──つーか、夏だし、ホラービデオくらい、世の中の大多数の人は一回くらいは見たこと有るだろうに。
優子「なんか事件起こす前は、下手に原因をなすり付けやすいモノは借りられないわね」
──あとさ、動機が十分ではないとか、理解できないという意見は、その解説者の価値観と、今までの統計に基づいた平均と比べた場合に十分でないだけであって、本人にとっては十分な動機に成りうる事は有るんじゃないのかな。
優子「例えばいじめを見れば、「限界」の捉え方が、いかに本人とその他の人との間に隔たりがあるか、分かるだろうにね」
──でも犯人は肯定はしないけどね。<まるでフォローだな…。

■ニセ奥の細道
旅先で出会った男の話をしよう。
真っ黒なフードを被り、呪術的な文様の施されたマントを羽織ったその男──仮の名をKとしておこう──は、ミレトス地方では名の知れた、ロダの大木の元に、微動だにせず立っていた。
Kはその左手に杖を握り、右手には灰皿を持ち、首からは見たこともない文字で一言二言何かを書かれたパピルスの紙に、紐を付けてぶら下げていた。
私は最初、Kの存在に気が付かなかったが、ロダの大木を一通り見学した後、スケッチブックを取り出してしばらく写生をしていると、初めてその存在に気が付いた。
それくらい、Kはその場所と一体化している雰囲気を漂わしていた。
私は、一体何をしているのか興味を持ち、Kに声を掛けてみることにした。
「貴方は何をしていらっしゃるのですか?」
Kは私の問いかけに、顔を上げる。フードの奥の目が私をしっかりと見据えた。
しかし、Kは何も言わず、その代わりに灰皿を持った右手を、私の前に持ち上げた。

──あららー、23時なので終わりです(笑)


2000/08/20 (Sun)
●隣町を放浪する者26日目。

■かっちょいい言葉が思い付かない人
夏コミで買ってきた同人誌を読んでいると、絵が上手くて、本のデザインもイケてる人のコメントや文章が、とても格好良く見える。きれーに詩的な文章になっていたり、わざと意味不明で難解な文章を捏造してあっても、それが絵とデザインとマッチして変に見えなかったりして。
なんでそんなのが思い付くんだよ…と羨ましくなる。だって絵も上手くてデザインも絶妙なモノを考えつくし、それで文章も素晴らしくて、何故か特化した知識が豊富だったりする人ばかりで。
沢山ある本の中で、そういう人の本ばかり買っているというのもあるのだろうけど、正直へこみそうになる。
追いつこうとしても追いつけないし。
絵とかの練習し始めた頃は、追いつこうとする事で、練習になるし、上手い人のテクニックをよく見る事で、上達の素にしようとするが、ただそれだけじゃ足りないと思い始めたとき、自分にははっきりと描きたいものがないと、途端に行き詰まる。
上手い人に追いつくのは無理でも、自分だけのものを描ければいいのだが、その描きたいものが頭の中に無いと、鉛筆すら握る気が起きなくなってしまう。
季節が巡るから、なにかの記念日だから…というだけで描いていたら、どんどん不安が広がる。なにかしらに感動したり、感銘を受けたり、胸を突かれるような事があって、描かずにはいられないような事がないものか。
待ちの姿勢でいる訳じゃなくても。
周り見てもなーんにも心が動かないのは不思議不思議。悔しい気分や上手いなぁ…という感情は生まれるんだけど、それはそこで完結してしまい自分を動かすモノには成らないので。
こんな生産性のない愚痴すらも、ネタに出来ない時点で、「かっこいい言葉が思い付かない」人だなぁ…と痛感してしまう。

■まいにち
──と、毎日楽しみにされても、無職の人間の日記なんて、腐って行くだけだから読むだけ無駄だと思うぞ。>ゆうひさん
優子「唯一、毎日書いているだけの自己満足だからねぇ」

■ちっ…
──23時までの時間つぶし(ゲームするには時間が足りない、かと言ってすることもなかったし、テレホタイム前から繋げるのは電話代勿体ないから)で、何も考えずに書いていた、駄文短編小説もどきは、みるふぃあさんに不評なので止める。
優子「いや、あれは書いている本人以外、不評なんだと思うけど。ただ思い付いた短編のネタを書き留めてるだけだし」
──書く気もない短編のね(笑)

■そういえば
──気付いたら、9万アクセス越えてたのね。
優子「記念CGは?」
──今日、そんな事言うか(笑)?


2000/08/21 (Mon)
●無職で売らない同人小説家27日目。<救いのない職業だな…

■よっこらさー
──車に乗らなくなってどれくらい経つのか。乗りたくないのではなく、出来るだけ近所は自転車を使い、体力向上に努めようと言うこと。しかし、まぁ、こう言うことは、コツコツ進めなくてはダメで、26日程度では、何も変わらない。
優子「相変わらず、汗だーだー流しながら、夏の日射しの下、坂を一番軽いギアで駆け上がっているようではね」
──そんな訳で、本屋でOURS LITEを買ってきた。相変わらず「恋愛ディストーション」に身もだえながら、刹那的にミクロ属性も良いかな…と思ってみたり、「6年1組」を読んで、私も実はマセていたよなぁ…、バレ無くて良かった(笑)とか思ったり。
優子「雑誌買ってない人には分からない感想ね」
──分かったら分かったで、困るけどさ(笑)

■どんな生活?
なんか小説のネタを考えたりしていて、難しいのは、キャラがどんな生活をしているのかを考えること。
特にそれが高校生とかをキャラに持ってくると、放課後の生活ってどんなんだろうと、なかなか思い付かない。カラオケ行ったり、犯罪したり、プチ家出したりですか…って、違うよねぇ(笑)
それに、登場するキャラが全員特殊能力持っていたり、なんか劇的な生活送っているのも不自然だから、その辺も調節しないとダメだし。
あと一番難しいのは、運動系の部活動。
私はこう見えて、「中途入部」の水泳部を「三ヶ月」で辞めた人間なので、体育会系の部活動の様子とかは分からないんだよね。
中学のような、バカみたいな全員参加ではないから、雰囲気も違うだろうし。
妄想パワーでも、難しい…。
逆に文化系なら大丈夫なんだけど(笑)

■ダメチェックURL
<結果>
点: 31
<コメント>
ダメ人間です。でも努力次第で真人間に戻れる段階です


2000/08/22 (Tue)
●ドラクエ5(あれ?)をやる人27日目。

■さすが中部日本
──CBCはTBSと決別したのか。今日、明日と、TBSで朝10時55分から放送されるらしい「デ・ジ・キャラット サマースペシャル2000」は、CBCでは放送されないのであった。ワンダフルが途中で終わる局だから、予想はしていたけどさ。
優子「別に放送は、TBS系とは書いてないわよ。TBSってだけ書いてあるわよ」
──ありゃ。

■どらくえ
──もうすぐ7が発売だねぇ。プレステ持ってないから関係ないけど。
優子「でも、何故かテレビCMに唆されて、5を始めてしまったのね」
──高校時代にやったときは、結婚した後セーブデータが飛ぶというのが、2回もあって、投げ出したのだよ。
優子「やるなって事じゃない?」
──ふふん。でも実は、ちょっと前から始めていて、今日クリアしたもんね。6は…止めておこうか(笑)

■ないっす
みゅぅ〜うぅ〜。

■小ムカデ、ふたたび
優子「はうっ…あそこ…カーテンの所に…」
──うぁ。小ムカデやん。体長約2センチの細い小ムカデ。コイツは、なんとかせねば。
優子「そうよっ! また逃したりすると、以前みたいに、忘れた頃に、でかくなって部屋を徘徊するようになるわよ!」
──うぐぐ。行くぞ…。

(窓開け、カーテンを外に向ける。デコピン)

──ていっ。よし! 外に飛んでいったぞ。
優子「はぅぅ。よかったぁ…。でも最近、虫が多いわね…気味悪いよぉ…」


2000/08/23 (Wed)
●1ヶ月経過へのカウントダウン開始、28日目。<楽しんでいる場合かよ?

■うわーさむー
──ラジオ番組の中での話に触発されて、押入から、中学時代のクラス文集などを引っぱり出してきた。本当は小学校の時のが読みたかったが、残念ながら何一つ押入に残っていなかった。
優子「で、引っぱり出してきてどうするの、その文集? トラウマいっぱいの中学生活を思い出すの(笑)?」
──ぐあっ…。いや、はっきり言って、記憶が殆ど無いんだけどさ。それはともかく、文集を取り出してきて、「おバカな作文や文章」を探そうというわけだよ。
優子「意味不明な文章や、やたら大人ぶって滑ってる文章を探すということね。だったらやっぱり小学校の方がよかったわね」
──ま、仕方ないよ。私の過去は抹消されていくモノだから。
優子「で、なんか面白いの有ったの?」
──うーん。自分の書いたのを見て、さぶいぼ出して、涙を流しそうになったよ。はなっから真面目に書く気が無い文章とか、なんかコメントを書くところに「なし」とか書いていたり。
優子「あ、こっちの文集は、周りが真面目に中学の思い出を語っている横で、笑いを取ろうとして、失敗して浮いているわね(笑)」
──そーなんだよ。何が寒いかというと、私の文章が一番寒かったんだよ…。
優子「さすがトラウマよね(笑)」

■分析
──所で、中学の文集を見て思ったのは、男と女で、書く文章の質が全然違うなぁと言うこと。男は無茶苦茶な文体で、内容も内輪話がメインで、これは数年もしたら自分で書いた内容も理解できないんじゃないかというのばかり。自分もだけど。
優子「あー、それ分かる。なんか略字が使ってあったり、固有名詞が飛び交いまくってるけど、今見たら何のことだが分からないのね」
──それに比べて女の方は、文体もまともで、ちゃんと読めるんだな。あの時代の女の人は男よりも思考回路が成長していたのだねぇ…。
優子「やけに教訓めいたこと書いてるのとか、「ちょっといい話」的な文章とか有るわね。ねぇ、小説のネタにパクってしまえば(笑)?」
──こらこらこら。…いいかも(笑)
優子「あ、でも、それなら高校生の文章を参考にした方が、学園モノに使いやすいじゃない?」
──ああ、それは無理だよ。
優子「何で?」
──だって、高校時代の文集とか記録はいつの間にか部屋から消え去ってるんだもん。どこ消えたんだろうねえ…。

■やばい?
──過去のことを語り始めたら、末期なのかも知れないねぇ。
優子「死に水は取って上げるから♪」
──嬉しそうだな。おい。

■わーくあうと
──そんなバカなことを書いていると、宅配便が届く。ずっと前に通販で申し込んでいた「ボディブレード」だった。
優子「ついに来たわね。持ってみると、思ったより軽いわ」
──とりあえず付属の紙を見て、6分間のワークアウトを試してみよう。

(不器用なので、なかなかテレビのようにスマートに揺らせない(笑))

──うはぁ。部屋はクーラーが効いているのに、結構汗かくぞ。
優子「ねえ、箱の中にビデオテープもあるわよ」
──おおっと、もしかしてこれは、ナイスな外人がデモンストレーションしているやつか? 今は疲れたから、後で見ようっと。
優子「やぁ、ジョニー!」
──なっ、なに!?


2000/08/24 (Thu)
●破滅への序曲、29日目。

■拾った金は、誰のモノ?
──驚愕の新事実。なんと、公務員がお金を拾った場合は、持ち主が現れない場合、国のモノになってしまうらしい。
優子「道端に640万落ちていたという、ニュースでそう言っていたの」
──これを聞いて、公務員目指すの止めようかな…と、正直思ってしまった。
優子「端っから目指してないくせに」
──ま、そうだけど。しかし、よく考えれば、大金拾うことの方が滅多に無いよな。

■アメリカン
──ボディブレードに付いてきた、トレーニングビデオを見た。開発者だと言う理学療法士の人が登場。理学療法士がどんな仕事なのか、私はよく解らないが、なんとまぁ、ガタイの良い人だ。研究者とは、不健康でなければならないのに。<偏見
優子「それを言うと、海外の通販番組の登場人物は、みな身体が素晴らしいんだけどね」
──今更、何を鍛えるんだよ、と言う奴が、トレーニング器具の実演をやっていると、虚しくなるね(笑)

■久しぶりの読書
──TBSラジオで日曜昼に放送している「伊集院光・日曜大将軍」という番組の中のコーナーが本になった「もめごと解決大将軍/TBSラジオ「伊集院光・日曜大将軍」(小学館文庫)」を、本屋で見かけたので、買ってきて読む。
優子「法律って難しいね。と言うか、感情と理詰めは別物ってことよね」
──法律相談みたいな内容を、対談形式で解説していく内容です。いやぁ、もめごとって、解決するのは難しいんだね。


2000/08/25 (Fri)
●一ヶ月経過まで、あと1日。と言うことで、30日目。

■チキンラーメンの誕生日
──と言うことらしいです。でも昼ご飯は、そばを食べました。
優子「チキンラーメンかぁ。旅先で、命を繋ぐのには良さそうね」
──お湯は?
優子「あっ…」

■時刻表
──ネットで、鉄道の旅関係を調べて、青春18切符の使い方を調べたり、いよいよ旅の準備を始めたかなという感じ。
優子「とりあえず、北へ…と言う事よね」
──北海道まで行くか、何も考えずに、北に向かって適当に乗り継いで、予定期日内にどこまで行けるかを試すか…。
優子「とりあえず、時刻表を買ってきたから確かめようね。あれ、なんで中型時刻表なの?」
──旅情報のページでは、大型の時刻表で計画を立てて、旅に行くときは中型を持て…と有ったけど、貧乏性だから、中型のだけを買ってきたのよ。
優子「貧乏な旅になりそうね…」

■え
──旅に出る前に更新しておきたいなと、絵を描き始めた。が、相変わらず気の利いたのが思い付かない。
優子「下書き、バストアップばかりね」
──ふぅ…。夏の日射しが、暑いなぁ…。手が痛いなぁ…。


2000/08/26 (Sat)
●はーるばる来たぜ、31日目。

■Gecko
──新しいMozillaとかに乗ってる、Geckoを使ったフリーのブラウザを見かけたので、試しにダウンロードしてきて、表示がどんな感じか、いろいろ見てみる。
優子「なんか、このブラウザ、ローカルのHTML表示しないんだけど…」
──まあ、β版だから…。
優子「スタイルシートの解釈がIEと違うよ」
──うぁ。狙ってないところで、センタリングしまくり…。
優子「また、面倒な動作確認の日々が始まるのかねぇ…」
──いや、もっと、平凡なページにしてやるぅ。

■頼まれてたっけ?
──まだ夏コミのモノが届かないそうで、可哀想なゆうひさん。
優子「なんか、旧住所で良いからって、千秋君に伝言しておいてって、あんたに頼んだって言ってるみたいよ」
──そーだっけ? 覚えてないなぁ。千秋君にメール出しといてって言った事だけしか覚えてないよ(笑)
優子「ま、来週送るって言ってるみたいだから、身もだえながら待っててくださいね」>ゆうひさん


2000/08/27 (Sun)
●無職であって、フリーターではないんだよ。32日目。

■うにー。
──朝起きた後、久しぶりに昼まで寝直してしまった。夢見心地で、どこまでが現実なのか分からない状態だった。
優子「本人としては、ずっと起きていたつもりだったのよね。テレビ見ながら。
──早寝早起きは難しいです。会社行っていた頃の、6時前起きは、今ではきっと出来ませんさ。

■さて。
──さて、そろそろ青春18切符でも買いに行くかな。旅の資金も多少下ろしてこないと。
優子「約5日間だから、一日2000円として、1万円で生活できるね」
──そりゃ無理だろう…。

■夏休みの宿題
──テレビのサザエさんを見ていると、夏休み時期恒例の、宿題が終わらないお話がやっていた。つーか、いいじゃん、終わらなかったらそのまま学校に持っていけば。それを親まで宿題をやって間に合わせようと言うのは、子供の為ではなく、宿題を終わらせられない子供である、と、先生から思われたくないという、体面を気にしての行動にしか見えない。
──真の親心が有るのなら、あえて宿題を手伝わず、終わらせることが出来なかったという現実を息子に味会わせることが必要だろう。
──あんな宜しくないシーンが、ほのぼの家族団欒テレビ番組で当然の如く垂れ流されているのは、恐ろしいことだと思う、夏も終わる今日この頃。
優子「そんな穿った見方するのは、あんただけだって…」


2000/08/28 (Mon)
●コメント無し。33日目。

■日本の広さは。
──時刻表を見て、改めて日本というのが広いことに気が付いたよ。金を無尽蔵に使わないと、一日では北の果てにも、南の果てにも行けないのだね。
優子「長距離フェリーって、3日間乗ったままなのね。恐ろしすぎ(笑)」
──飛行機乗りたいなぁ。出来るだけ安く。
優子「国内線なら、パスポートって要らないんだよね」
──らしいね。数年前まで、私はそれすら知らなかったけど(笑)

■発掘作業
──何を思ったか、本棚を整理。この前はコミックスと小説を整理したので、今回は雑誌類を整理。
優子「漫画雑誌とか、ソフトが掲載された見本誌がたくさん積もり積もっているわね」
──えっちいゲームの雑誌とか、処分に困るねぇ(笑)
優子「あと、女の子向けファッション雑誌とかもね」
──ふつーの雑誌の間に挟んで、きつーく紐で縛っておけば大丈夫かな。廃品回収に出しても。


2000/08/29 (Tue)
●深夜に友人のお手伝いをする無職。34日目。

■うわー。なつかしー。
──深夜1時を過ぎたので、さぁ、今日は早めに寝るかと思って、布団に入ってのんびりしていたら、ゆうひさんから携帯にメール。ヘルプらしい。
優子「うにゅ…ねむいから私は寝てるぅ…」
──そんな訳で、たたき起こされ、ゆうひさんの仕事?のお手伝いで、perlでスクリプト書き。ヘボイの作って、逃げる。
──そしたら、リテイク(笑)
──3時過ぎて、もう寝始めていたよ。で、仕様変更で作り直して、渡したら、次はエラーだ(笑)
──で、今、日記書いているが、その最中もデバッグ中(笑)
──おっと、完成。さあ、これで寝られるかな(笑)
優子「んん…。夜中にカチャカチャうるさいよ…」
──あはは…。それにしても、無職になってから、1ヶ月近くプログラム書くことは何もしていなかったので、懐かしいです。つーか、頭が既に忘れかけてます。さすが鳥のような脳味噌だぁ。

■すなーく。
──本日の読書。うーん。小説読むのも久しぶりな気がする。
優子「今日は、コミケ上京したときに、古本屋で手に入れた「スナーク狩り/宮部みゆき(光文社文庫)」ね。また読むのを随分と後延ばしにしていたわね」
──ポコポコ本を買うことが出来ないからね。待ちに待ってから読まないと。それにしても、殺意を持った人が銃を構えて目の前で狙っているとして、完全に殺意から逃れる方法は、簡単には思い付かないよな。それで、銃を持った相手を、例え自滅を導く方法としても、殺す方法があるとしたら、自分の身を守るためにその方法を取って回避するよな。私でもきっと。
優子「銃を回避するだけで良い訳ではないからね。銃を持っているから殺意があると言うのと、殺意のある者が銃を持っていると言うのは、見た目が同じでも大きな違いがあるわ」
──それはそれとして、修治の親父さんの言葉に泣いた。私はどうするべきか…。


2000/08/30 (Wed)
●野に咲く〜花のように〜。無職35日目。

■自堕落
──うーん。夜寝るのが遅かったので、目が覚めたら10時半だったよ。名探偵コナンの再放送を見ながら、朝食を取って、買い物へGo。
優子「あのー。ものすごく灼熱なんですけど。外」
──死ぬかと思ったね。自転車でゆっくりだらだらと本屋を往復しても、心臓が変な音立てるかのような苦しさだし(笑)
優子「で、帰ってきたら、すぐに着替えて、クーラーの効いた部屋って…急激な温度変化は、陶器にひび割れを引き起こすように、体に悪くない?」
──暑いところよりは、動悸息切れがしないからね〜。末期やん…。

■ゆーげー
──そんな訳で、本屋でOURSの10月号と、ユーズドゲームズ16号を購入。まさかユーゲーが出ているとは思って無くて、出費がぁ…。
優子「有る意味、ユーゲーは収集欲よね。創刊号から持っているから、買い逃しするのが勿体ない感じで」
──あと、OURSの方で、今回の「夜の燈火と日向のにおい」はむちゃ好みな話だったなぁ。ああいうストーリーが描きたいなぁ。

■旅に出る理由
1ヶ月と4日過ぎました。無職になってから。
でもダメ人間はダメ人間なりに、思い付いたことを実行していかないとダメなんです。
停滞しきったまま、なんにも感動も興味も起こらないままの生活では、ちゃんと地に足を着けて普通に生きている人達に追いつけやしない。
今の生活を捨てるわけではないけど、全てを手放さずに惰眠の夢の中だけで生きていける訳ではない。
だから離れてみて、何が一番譲れないのか、必要なのか。それとも何か別のものが見つかるのか。それを調べてみたい。
…とは言え、予定では、旅はたったの5日間ですけど。
まぁ、これで必ず見つかるとは思ってないし、ただ、いつも考えていることから離れて、一度頭の中を真っ白にしてみたいというのもある。
とにもかくにも、5日間ばかり、北の方を目指して、当てのない一人旅に行ってきます。
なんで北か? そりゃ、夏に南行ったら暑いやん(笑)



優子「それが、私が伊月の姿を見た、最後だった…。なんてね」


2000/08/31 (Thu)
●北への旅1日目。無職36日目。

■旅に出ることにした。北へ行こう。いつもの日常を切り離して何が見えてくるのか。

0645 出発
0741 中津川 地元女子高生の通学列車。見苦しいですぅ。
0900 木曽福島 パーカー娘(笑)が乗ってくる。久しぶりに美人と思いました。
1031 松本 旅のおやつ「プリッツ」購入。
1227 長野 昼飯。長野と言えば「そば」だろう。この旅唯一、地方の名物を食べた。
1427 直江津 立ち寄った古本屋は、店員の友達なのか、ねーちゃん達座り込みで鬱陶しい。
1735 新津 「森と水とロマンの鉄道」ただその名前が気になったから乗りに行く。外はもう夜で暗くて、ロマンも無いです…。
2111 郡山 宿探し。街を彷徨う。風俗に声を掛けられたりして、夜の街は恐ろしいです。駅前のホテルに泊まってすぐに寝る。